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2012-02-01 平成24年福祉文教部会 本文
2012-02-01 平成24年福祉文教部会 名簿

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  1. 碧南市議会 2012-02-01
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    2012-02-01 : 平成24年福祉文教部会 本文 ↓ 最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1                            (午前 10時 0分 開会) ◆部会長(杉浦哲也) ただいまから、福祉文教部会を開会いたします。  本日の協議事項は、配付してあります通知書のとおりであります。 ───────────────────・・─────────────────── 2 ◆部会長(杉浦哲也) 協議事項(1)「へきなん障害者ハーモニープラン(案)について(報告)」を議題といたします。  本件について、説明を求めます。 3 ◆福祉課長(鈴木重幸) 部会長、福祉課長。 4 ◆部会長(杉浦哲也) 福祉課長。 5 ◆福祉課長(鈴木重幸) それでは、ただいま議題となりました「へきなん障害者ハーモニープラン(案)について(報告)」につきまして、説明に入ります前に、申しわけございません、お手元にお配りしております参考資料2の訂正をお願いしたいと思います。  参考資料の25ページをお開きください。  3の市内の小学校、中学校の特別支援学級欄の表2―14の小学校、中学校の学校数が逆転しておりまして、小学校5とあるのを7へ、中学校7とあるのを5に訂正をお願いしたいと思います。申しわけございませんでした。  それでは、お配りをしております参考資料1により御説明をさせていただきますので、参考資料1をごらんいただきたいと思います。  まず、1の計画策定の趣旨でございますが、今回策定をいたしますへきなん障害者ハーモニープランも、現行の計画と同様に、障害者基本法で定められております障害者計画と、障害者自立支援法に定められております障害福祉計画を一体のものとして策定をするものですが、国においては、平成21年12月から障がい者制度改革推進本部等を設置され、障害者施策の見直しが現在進められております。今回の策定に当たりましては、昨年8月5日に公布、施行となりました障害者基本法の一部改正を踏まえまして、平成25年8月までに今の障害者自立支援法を廃止して、新たに、仮称ですが、障害者総合福祉法の制定、施行を目指すことが予定されていますが、その間においても障害者及び障害児の地域生活を支援する必要があるとして、平成22年12月10日に障害者自立支援法及び児童福祉法等の一部改正が行われ、その一部が昨年の10月から施行され、また、この4月から全面施行されることとなっております。したがいまして、今回の計画策定に当たりましては、これら国の動向を踏まえるとともに、地域ではぐくむ地域福祉の推進という観点から、障害のある人に対する支援活動や障害者福祉施策の推進に関するガイドラインとするものでございます。また、上位計画であります第5次碧南市総合計画や関連する計画との整合性を図っていくものでございます。  続きまして、2の障害者計画と障害福祉計画との関係につきましては、冒頭申し上げましたとおり、このハーモニープランは障害者計画と障害福祉計画から成っておりまして、障害者計画のほうは、障害者に係る保健、医療、教育等総合的な施策を示すもので、障害福祉計画のほうは、障害者計画で定めます施策のうち生活の支援に係る障害福祉サービスに関する3年間の実施計画的な位置づけとして策定するものであります。  3の計画の名称につきましては、障害者計画及び障害者福祉計画の両計画を合わせて、へきなん障害者ハーモニープランとするものでございます。  4の策定体制等でございます。  (1)の市民アンケート等の実施につきましては、18歳以上の市民1,000人及び身体障害者手帳、療育手帳、精神障害者保健福祉手帳の所持者1,500人を対象に、昨年の2月に意識調査を実施させていただいております。調査の回収結果につきましては、一般市民アンケートが49.8%、身体・知的障害者調査、1,500人のうち1,400人を身体・知的障害者調査として行っておりまして、こちらのほうが53.4%、それから、精神障害者調査として100人の方を対象にしまして、回収率が51%となっております。  また、この意識調査とあわせまして、障害者団体、それからサービス事業所、NPO団体、ボランティア団体等、17団体に対しても意見交換のためヒアリングを実施させていただいております。アンケート及びそのヒアリングの結果につきましては、お配りしております参考資料2の29ページから48ページにかけて記載がされていますので、また後ほど御参照いただけたらと思います。  続きまして、(2)策定の体制でございます。  ア、へきなん障害者ハーモニープランの専門委員会につきましては、部会長を福祉こども部長として、庁内等関係各課の課長16名で構成をいたしました。なお、会議につきましては、平成22年度2回、23年度2回開催をいたしました。
     次に、イとしまして、学識経験者、福祉及び保健等に関する関係団体から市長が委嘱しました25名で構成をされております碧南市地域自立支援協議会を策定委員会として位置づけをして協議を進めてまいりました。この会議につきましては、平成22年度2回、23年度4回開催する中で、策定に向け協議をしてまいりました。  次に、5の手帳の交付状況でございますが、どの手帳につきましても毎年微増の傾向にありますが、身体障害者手帳の交付状況の年齢別割合では、65歳以上が全体の63.5%を占めておりますが、この割合は今後ともふえていくものと思われます。療育手帳ではC判定の割合が増加傾向にありまして、それから、精神障害者保健福祉手帳では2級、3級が毎年増加傾向にあります。1級についてはほぼ横ばいで推移をしております。全体としては今後とも微増で推移していくものと思われます。  続きまして、6の第2期碧南市障害者計画の概要でございます。  参考資料2で計画案を配付させていただいておりますが、第1章、目次でいきますと、第1章から第4章がこの計画に当たるものでございます。  (1)基本理念ですが、「ひとが人間(ひと)としてあたりまえに暮らせる市民協働による地域で育む自立支援社会づくり」として、障害のある人の地域での自立と社会参加の実現を目指すというものでございます。  (2)基本目標ですが、日常の自立した暮らしを応援するためを初め5つの目標を掲げております。  (3)計画の期間でございますが、平成24年度から平成32年度までの9年間といたしました。実は、第1期計画につきましては、平成19年度から平成23年度の5年間でございましたが、第2期計画につきましては、総合計画に合わせていきたいということで、最終を平成32年度までとさせていただきました。  次に、(4)の目標に対します主な施策でございますが、参考資料2でいきますと64ページから100ページにかけて記載をさせていただいておりますが、アの日常の自立した暮らしを応援するためににつきましては、(ア)よりきめ細やかな相談支援体制の整備とわかりやすい情報の提供として、相談窓口での適切な対応と相談員の資質の向上を図りながら、相談支援体制や情報提供の充実に努めてまいります。なお、この相談事業につきましては、平成26年度に開始を予定されております(仮称)碧南市福祉センターにつきましては、相談支援の拠点として身近な生活、または福祉に関する相談支援を行ってまいりたいと思います。  (ウ)日常の暮らしの場としての多様な住まいの整備につきましては、地域での自立した生活を送れるよう、グループホーム及びケアホームを整備し、小集団での生活を通じて地域での暮らしの場として展開を図るものでございます。  次に、イ、日中活動の場の充実と可能性の探求のためにでありますが、(ア)ともに学び、ともにはぐくむ、インクルーシブ教育の推進につきましては、障害のある幼児、児童・生徒が地域でともに学べるような環境の整備に努めてまいりたいと思います。  また、(イ)の雇用の促進につきましては、障害のある人が働くことにチャレンジし、働き続けることができるよう、ハローワークを初め関係機関との連携により地域における雇用支援の充実を図るとともに、就労支援施設等を利用される方には高い収益を還元できるように支援をしてまいりたいと思います。  ウ、多元的な支援による社会参加促進のためにでありますが、(ア)コミュニケーション等サービスの充実につきましては、社会参加を促進する意味からも、手話通訳者、要約筆記者などの人材確保に努めてまいりたいと思います。  (ウ)保健、医療、リハビリテーションの充実につきましては、個々の障害に対応したり、リハビリテーション等、身近な地域で専門的な保健医療が適切に受けられる体制づくりに努めるとともに、障害のある児童・生徒への支援として、発達障害支援センター機能の検討を進める中で支援体制の充実に努めてまいりたいと思います。  また、(オ)につきましては、スポーツ、文化芸術活動は、生きがいや社会参加への大きな役割を果たしておりまして、文化施設、スポーツ施設のハード面及び指導者等の人材育成などのソフト面の充実に努めていくものでございます。  エ、人に優しいバリアフリーな社会を実現するためにでありますが、バリアフリーの理念は、社会の変化とともに、障害のある人だけでなく、すべての人の社会参加を困難にしている物理的、社会的、制度的、心理的なすべてのバリア、障壁を除去するという意味に発展してきておりまして、ハード面と合わせて、情報化社会の進展を背景に、情報バリアフリーなどソフト面と合わせて総合的な取り組みを進めていきたいというものでございます。  オの地域ではぐくむ福祉の推進を確かなものにするためにでございますが、(ア)人権教育、人権啓発の推進では、近年、障害のある人が詐欺などの犯罪に巻き込まれるケースもふえているということから、権利擁護、成年後見制度の周知、啓発に努めるとともに、障害者虐待防止のための体制整備も図ってまいりたいと思っております。  また、(エ)ですが、災害時における障害のある方の支援体制の整備につきましては、障害のある人の問題につきましては、すべての人にかかわる問題であるということから、地域ぐるみの取り組みとして推進することとして、災害時における障害のある方への支援体制についても、地域における見守り活動の促進と要援護台帳への登録を促し、町内会単位で情報の共有化が図れるように努めてまいりたいと思います。  次に、7、第3期碧南市障害福祉計画の概要に移らせていただきます。  障害福祉計画の概要につきましては、前段で少し述べさせていただいておりますが、障害者自立支援法における生活支援サービスに係る見込み、目標値のための確保策を盛り込んだものでございます。配付をさせていただいております参考資料2の計画案でいきますと、第5章がこれに当たるものでありまして、ページ数でいきますと、101ページから129ページになります。  (1)基本方針でございますが、障害のある人の自立支援の観点から、過不足なき個別給付の提供、身近な地域における相談支援体制の充実、それから、地域生活への移行及び就労移行を進めるため、平成26年度を目標年度として、国の基本指針も踏まえる中で目標値を設定するものでございます。  計画期間につきましては、平成24年度から26年度までといたしますが、冒頭お話をしましたとおり、現在、国においては、現行の障害者自立支援法を廃止して(仮称)障害者総合福祉法の制定、施行を平成25年8月までに目指すとしておりますので、この計画期間中に見直しが必要となってくる可能性がございます。  (3)平成26年度の数値目標、これにつきましては国の基本指針によるものでございまして、平成26年度までの数値目標が示されておりまして、アの福祉施設の入居者の地域生活の移行では、国の指針としては、平成17年10月1日時点の施設入所者から平成26年度までに10%以上の地域生活に移行すると、移行を目指すとしておりますが、碧南市では、平成26年度末までに施設入所者を25%削減することを目指すというものでございます。これを受けて、碧南市では、福祉施設の入所者のうち25%がグループホームなど地域生活へ移行するということを見込むものでございます。  具体的に、この表により御説明をさせていただきますが、平成17年10月現在の施設入所者数(A)は、身体障害者施設16人、知的障害者施設24人の計40人で、平成26年度末の施設入所者数は、身体障害者13人、知的障害者17人の計30人を見込み、削減見込みとして身体障害者、知的障害者合わせて10人を削減するというものでございます。平成22年度までの実績と平成23年度末までの見込みとして、7人がグループホームやケアホームなど地域生活へ移行すると見込んでいるため、今後この計画期間の間において、さらに3人の削減を目指し、あわせて地域生活に移行するということを見込むものでございます。  イの福祉施設から一般就労への移行として、国の指針では、平成26年度時点で、平成17年度の一般就労への移行実績の4倍以上とするとされておりまして、碧南市では、平成26年度時点で4人が就労に移行することを目標とします。平成17年度に一般就労した1名の方につきましては、名古屋リハビリセンターに通われていた方がその後就労に結びついたということでございます。  8、今後のスケジュールにつきましては、平成24年2月15日から3月14日の間でパブリックコメントを行ってまいりたいと思っております。  以上で、説明とさせていただきます。よろしくお願いいたします。 6 ◆部会長(杉浦哲也) ただいま説明が終わりました。  これより質疑に入ります。  質疑はありませんか。 7 ◆副部会長(磯貝幸雄) 部会長。 8 ◆部会長(杉浦哲也) 磯貝副部会長。 9 ◆副部会長(磯貝幸雄) まず、このプランをずっと読ませていただいた中で、とても難しい言葉がたくさん使ってあると。私たちも聞いたことのないような言葉とかがたくさん入っています。今まででいうと、リハビリテーションだとかノーマライゼーションだとか、こういう言葉はなれてきたわけですが、今回インクルーシブだとかコンフリクト、ジョブコーチだとか本当にいろいろと難しい言葉だらけで、とても理解にも……。確かにここの中では解説が皆書いてあって、それを読めばわかるはわかるんですが。  質問ですが、このハーモニープランができ上がりましたら、障害者の方々にこれをお配りするのか、概要とかでお配りするのか、それか説明会とか等を開かれるのかをちょっとお聞きしたいと思います。 10 ◆福祉課長(鈴木重幸) 部会長、福祉課長。 11 ◆部会長(杉浦哲也) 福祉課長。 12 ◆福祉課長(鈴木重幸) 障害者の方全員というわけにもいかんですけど、先ほどお話ししました地域自立支援協議会の中には障害者団体の方も委員になっていただいておりますので、その方を通じて、その方にお渡しする中で、その方に配付をしていきたいというふうに考えております。 13 ◆副部会長(磯貝幸雄) 部会長。 14 ◆部会長(杉浦哲也) 磯貝副部会長。 15 ◆副部会長(磯貝幸雄) 障害者の方々や家族にこういう言葉とか等、こういう本を、例えば読んでいただいて理解していただいたり、こういう言葉を使っていただくということはとても困難だと思うんですね。そうなると、行政用語と利用者用語の理解というのがとても食い違うところがあって、皆さんが、例えば障害者の方が急に説明されても理解に苦しむことが、私が読んでおってもとても難しいなという思いがしましたので、この辺の言葉の使い方とか用語の使い方というのはどうでしょうかね。これを見てとてもそれを感じたんですが。 16 ◆福祉課長(鈴木重幸) 部会長、福祉課長。 17 ◆部会長(杉浦哲也) 福祉課長。 18 ◆福祉課長(鈴木重幸) 今回の計画案を策定するに当たっては、先ほどお話ししました自立支援協議会のほうに諮る中で、自立支援協議会の中でも最近はインクルーシブ、まだ一般的な言葉ではないんですが、いろんな国の文章だとかそういった部分で使われてきているのでぜひ使っていただきたいという要望もありまして、その協議会の中で承認をされたということも、そういう経緯もございまして、今回使わせていただいておる部分がございます。 19 ◆副部会長(磯貝幸雄) 部会長。 20 ◆部会長(杉浦哲也) 磯貝副部会長。 21 ◆副部会長(磯貝幸雄) バリアフリーとか、建物だとか、箱物に対してのバリアフリーというのは今一生懸命いろんなところを改善して変えておられると思うんですけど、これを見ると、言葉のバリアフリーというのをちょっと感じます。やっぱりもうちょっと障害者の方々に、当事者にわかりやすい言葉を使って皆さんに理解を得て、それを進めていかれるほうが、より皆さんにつながっていくのかなという思いがしますので、もうちょっとこの辺に優しさを出していただけるといいかなと。これは要望ですので。 22 ◆部会長(杉浦哲也) よろしいですか。  ほかにございませんか。 23 ◆部会員(大竹敦子) 部会長。 24 ◆部会長(杉浦哲也) 大竹部会員。 25 ◆部会員(大竹敦子) この計画の中では、先ほど説明があったとおり、きめ細かな相談支援体制の整備ということはすごい力を入れられているんじゃないかなというふうに思うんですけれども、具体的な部分でちょっとまだわかりにくいなというふうに思うのでちょっとお聞きしたいと思うんですけれども、例えば行政の立場として、障害者の皆さん、それから一般の方もみえるかもしれないのでわからないんですけれども、どこでどんな相談があるかわからないと言ってみえますし、あと、聞きたいことをこちらから発信しないとなかなか丁寧に教えていただけないだとか、このアンケートの中にあるんですけど、33ページ、そういう相談に対して大変不安があるんじゃないかなと思うんですね。  そういったところで、後のほうの55ページにきめ細かな相談支援体制の充実ということが掲げられておりますけれども、そこには、とり方の問題かもしれないんですけれども、行政の相談窓口だけではなくてということがありまして、従来の待つ相談から積極的にアプローチしていくアウトリーチとしての相談支援体制の取り組みで、当事者の方がもっと積極的に相談をしかけてほしいというような、そういうことができる体制をつくりたいというふうに書かれているんですけれども、その辺にすごくギャップがあるように思えるんですね。  ですので、先回の、特に発達障害ですとかそういう関係なんかも、支援体制という中で、障害者の方、障害を持ってみえる方をそういう1つの支援の中に乗せてしまって、何か質問があるときに相談をするというのではなくて、行政のほうの中で定期的に、そういう方に対して次はこうですよ次はこうですという、そういう案内をしていくような形の。ここは聞かなきゃわかんないなじゃなくて、行政から教えて水先案内をしていくような、そういう支援体制をとっていただきたいというふうに思うんですが、その辺はどうでしょうか。 26 ◆福祉課長(鈴木重幸) 部会長、福祉課長。 27 ◆部会長(杉浦哲也) 福祉課長。 28 ◆福祉課長(鈴木重幸) 実際、相談の窓口は開いておるものの、アンケートにもございますように、なかなか十分に知られていないということがございますので、PRを今後強くやっていきたいということと、そういうことで周知を図ってまいりたいというふうに思っております。 29 ◆部会員(大竹敦子) 部会長。 30 ◆部会長(杉浦哲也) 大竹部会員。 31 ◆部会員(大竹敦子) それもすごく大事なことで、あと、今つくっていただいている、発達障害の方のカルテみたいなのをつくってもらっていますよね。名前がちょっと出てこない、この中にもあったんですけれども、そういうのをつくられた方に関しては、支援が必要な方ということで、窓口があるとかないとかではなくて、そういう方に対して一月に1回とか、半期とかそういったときに、次はこういう支援がありますよというような、そういうところに、ルートに乗せてもらいたい、聞かなくても安心して行ける、そういうふうな体制をつくっていただきたいと思うんですけど、その辺は。 32 ◆福祉課長(鈴木重幸) 部会長、福祉課長。 33 ◆部会長(杉浦哲也) 福祉課長。 34 ◆福祉課長(鈴木重幸) 今、大竹部会員が言われるのはサポートブックのことだと思うんですが、サポートブックにつきましては、現在、一応モデル的に一部、にじの学園だとか、養護学校の方々にモデル的に実施をしていただいておりますので、そういった機会もとらえる中で、その中でそういった相談もやっていますよというような情報もあわせてお伝えする中でPRをしていきたいというふうに思っています。 35 ◆部会員(大竹敦子) 部会長。 36 ◆部会長(杉浦哲也) 大竹部会員。 37 ◆部会員(大竹敦子) サポートブックでした、そうです。それの、今、モデル的と言われて、もうモデル的な段階じゃないと思います、よそではどんどんやってみえるので。どんどん対象者の方をふやして進めていただきたいと思います。要望しておきます。 38 ◆部会長(杉浦哲也) よろしいですか。 39 ◆部会員(山口春美) 部会長。 40 ◆部会長(杉浦哲也) 山口部会員。 41 ◆部会員(山口春美) まず、パブリックコメントは、この分厚い中のどこを対象にやっていくんですか。 42 ◆福祉課長(鈴木重幸) 部会長、福祉課長。 43 ◆部会長(杉浦哲也) 福祉課長。 44 ◆福祉課長(鈴木重幸) すべてです。 45 ◆部会員(山口春美) 部会長。 46 ◆部会長(杉浦哲也) 山口部会員。 47 ◆部会員(山口春美) 国から、世界から全部ついているんだけど、これではもうとても難解で、パブリックコメントに答えるなと言っているのと同じぐらいで、しかも目標値ですけれども、これも1つずつで、これをまとめた表というのも掲示していなくて、私たち、この黒い部分は読み取れないような参考資料をもらったんですけど。目標年度がちょっとよくわからなくて、これそのものが9年間の計画かもしれないけど、具体的な目標数字は国のほうの自立支援法の改正も含めてなのかもしれないけど26年どまりになっているので、そこら辺はどうするのか。私たちもあなたたちも、すぐこの目標年度を忘れちゃうもんだから。今読み取っただけでも一体いつが目標年度なのかわからない、9年先なのか、3年先なのか。ちゃんと計画案の下に目標年度を明記するということがとても必要だというふうに思うんですが。これだけのものをパブリックコメントにかけていくということなんだけど、期待するのは何。目標数値を変えるということなの、パブリックによっては。世界に物を言ってもしようがないでしょう。 48 ◆福祉課長(鈴木重幸) 部会長、福祉課長。 49 ◆部会長(杉浦哲也) 福祉課長。 50 ◆福祉課長(鈴木重幸) 目標数値を変えるということではなくて、特に第5章がこれから3年間の障害福祉サービスの数値でございますので、その中に例えばケアホームだとか、そういった受け入れ人数の目標値も設定されておりますので、その部分は特に一番身近に感じられる部分だと思いますので。ですので、それをパブリックコメントにかけて確認をしていただくということになります。 51 ◆部会員(山口春美) 部会長。 52 ◆部会長(杉浦哲也) 山口部会員。 53 ◆部会員(山口春美) 結局は第5章が一番メーンだけれども、その前半部分のところもアンケートの結果も含めて全部パブリックにかけて、介護保険もそうだけれども、本当にわかりにくくて、答える人も少なかったんですが。今の課題として、実際の計画も大してふえていないじゃないですか。あおみJセンターが新しい移行をするということ程度で。  25年に福祉センターの開設も含めて、いわゆる節目のときで、碧南市にとっては飛躍の年だというふうに思うんですけれども、私たち、今までずっとやってきた中で、あの施設が不十分だということも指摘をさせていただいたんですが、あそこの中に行って、介護施設だとかヘルパーさんの居場所みたいなものも組み込んでみえるんだよね、今は。よくよく考えると、あんな手狭なところで、障害者に徹してやっていただいたほうがいいというふうに思うので、碧南市は社協で唯一介護施設の実際の施設を持っていないということも含めて、やっぱり介護のほうは別建てにしてやっぱり建物を持つと。そこに小規模多機能なんかも含めて実際のサービスを、訪問だけじゃなくて施設サービスをやっていくということを軌道修正しなきゃいけないんじゃないかというふうに思うんです。今のまんまで、幼稚園、保育園も抱えて社協がやっている中で、あそこの主たる維持管理の責任者は社協になるわけだから、そこら辺はやっぱり計画を打ち出すのと合わせて仕切り直しをしていただいて、本当にあそこが障害者の皆さんのいろんな、公私にわたっていろんなニーズにこたえていく拠点にしていこうと思うならば、そういう手直しをする必要があると思うのね。  それで、いろいろ言っても言うことを聞かんで、基本計画から実施計画まで今行っているんですかね。その中に、ここの雇用の関係では喫茶店だとか、パン屋さんだとか、いろいろ他の行政ではやっていることなんかも全く組み込まれていないので、幾ら理想を掲げても、大体理想そのものが数が少ないんだけど、やっぱりその辺の手直しなんかについては、この会議の中で4回しかやっていないんですけれども、提案されているんじゃないですか。介護保険のようにほとんど具体的な意見が言われなかったのかね。言われたことに対して修正したかね。 54 ◆福祉課長(鈴木重幸) 部会長、福祉課長。 55 ◆部会長(杉浦哲也) 福祉課長。 56 ◆福祉課長(鈴木重幸) 福祉センター機能については、策定会議の中で議題にはなっておりません。中心になったのが、雇用の関係だとか、そういった部分では、それから防災関係、そういったものが中心になって協議をさせていただいておりますが、福祉センターの機能についての協議はこの中ではされておりません。ただ、先ほど言いましたように、新しくできる福祉センターにつきましては障害者を中心とした相談機能を充実していきたいということを考えておりますので、そういった機能でやってまいりたいというふうに思っております。 57 ◆部会員(山口春美) 部会長。 58 ◆部会長(杉浦哲也) 山口部会員。 59 ◆部会員(山口春美) 5章の具体的な数値目標のところで、一言も触れられなかったんですが、お勧めや、これはという胸の張りどころはどこにあるの。一遍全部数字は、議事録も含めて発表してくださいよ。24年、25年、26年と。23年の現行どおりというのがどれだけあるのかも含めて。それで、あなたたち、自分たちのつくった計画を確認しないと。一歩も踏み出していないじゃないの、この計画。 60 ◆福祉課長(鈴木重幸) 部会長、福祉課長。 61 ◆部会長(杉浦哲也) 福祉課長。 62 ◆福祉課長(鈴木重幸) 今回の24年から26年度の3ヵ年計画の中なんですが、先ほど申しましたように、国の障害者の制度がちょうど変わるという部分もございまして、当面国の改正に伴って数値目標を設定させていただいておるという部分がございます。そんな中でも独自にということで、例えば先ほどお話ししましたケアホームについては、現在2棟10名の方が入所できるようになっておりますが、今年度、さらに6名入所できるようにして、さらに24年から26年の間でもう一棟整備をする中で22名の方が入所できるような体制をつくってまいりたいというふうに考えております。 63 ◆部会員(山口春美) 部会長。 64 ◆部会長(杉浦哲也) 山口部会員。 65 ◆部会員(山口春美) もう一回確認しますが、計画案のところに、目標年次をいつに設定して、明示するのかしないのか。第3次計画の24年から26年の目標というのはどこに明示するのか。ここに、32年でした?9年間の計画なら目標年次は32年と書いて、そのうちの括弧として第3次計画が24年から26年ということを表紙にきちっと書いていただくということが、まず、見やすさと、お互いに目標値をきちっと忘れないためにも正確に記載することが必要だと思うんだけど、そこはまず1つ答えてください。 66 ◆福祉課長(鈴木重幸) 部会長、福祉課長。 67 ◆部会長(杉浦哲也) 福祉課長。 68 ◆福祉課長(鈴木重幸) まず、計画の期間につきましては、例えば、障害者計画につきましては計画案の11ページの中に、11ページの3に計画の期間ということで明示をさせていただいております。それから、障害者福祉計画につきましても、やはり第5章になりますが、第5章の112ページに目標年度として26年度を設定するということで記載をさせていただいております。 69 ◆部会員(山口春美) 部会長。 70 ◆部会長(杉浦哲也) 山口部会員。 71 ◆部会員(山口春美) つくった課長さんにお聞きしても相当時間をかけて答えるような中身でしょう。きちっとここに、ハーモニープランじゃん、へきなん障害者ハーモニープランは9年間目標で、平成32年が着地じゃないのか。というふうに書いて、そのうちの第5章はどういう位置づけよ。これは、第1次、第2次は触れていないんだから。これの中の第3次が具体的な目標数値として上がっているので、表紙に括弧、第3次障害者福祉計画目標年次24年から26年と、ちゃんと表紙に書かないかんじゃないのかね。わかります、その関係が。1、2は出てこないじゃん、この中に。もう済んじゃったことだし。だから第3次計画として今提案されてみえるんだもんで。実際にはパブリックコメントで第3次計画の具体的な中身を提示するんじゃないのか。32年まで何が出ているの、それじゃ。理想の着地点はどこに書いてあるんだ。1つも書いていないよ、26年どまりで。32年って、大体書けるの、ここに目標値を。
    72 ◆福祉課長(鈴木重幸) 部会長、福祉課長。 73 ◆部会長(杉浦哲也) 福祉課長。 74 ◆福祉課長(鈴木重幸) 先ほど説明の中で申し上げましたように、障害者計画というのが保健医療だとか教育も含めて総合的な施策でございます。したがって、その中で生活支援に係る部分が障害福祉計画というものでございますので、両方と合わせてパブリックコメントにかけないと意味のないことかなというふうに思っています。 75 ◆部会員(山口春美) 部会長。 76 ◆部会長(杉浦哲也) 山口部会員。 77 ◆部会員(山口春美) 32年というのはいわゆる観念的なもので、32年を展望し、具体的な数値目標は施策のこういうものを新規事業としてやりたいということも含めて余り明記をしなくて、実際にはこのプランは第3期障害福祉計画というのをつくらないかんと、自立支援法の改正でごたごたしているけど。政権もかわりますよ、これで。いつも国待ちになっているけど、やっぱり碧南市の障害者の皆さんの実情をもっとシビアに見て、この人たちがどうやったら自立していけるのかということを本当に考えないかんと思うんだけど、国がそういうふうに自立支援法を、今のところは民主党政権のもとで変えていくとしたので、その国の照準に合わせて26年度までの目標数値を掲げなければならないので、しようがなしにきょうの部会にかけてきたんじゃないのかね。だとするならば、ここにちゃんと第3次計画ということを書くべきじゃないの。  この障害者ハーモニープランそのものは、昭和32年だった?さっき言った。だけど、その中で括弧として、実際にこの製本がパブリックを越えて、これがカラーの、私たちにも黒いところがよく見えるような形で製本されてくるわけでしょう。そのときに、実際には第3次障害者計画しか数値目標を掲げていないんだから、そこを表紙にきちっと書くべきだと思う。とにかくなおざりにされてきたでね、これ。前の計画も含めて。すぐ忘れちゃうの、計画年度を。棚に上げただけで。それで福祉会館には雇用の場なんかも全然入らないで。これはやむを得んけどね、担当者もかわるもんだから。だからこそ表紙に書かなきゃいかんて。ぺらぺらめくらないとわからんような目標年次じゃだめだと思うよ。そのぐらいいいじゃん、やれば。指摘されたんだもんで。 78 ◆福祉課長(鈴木重幸) 部会長、福祉課長。 79 ◆部会長(杉浦哲也) 福祉課長。 80 ◆福祉課長(鈴木重幸) 今の御意見を参考にさせていただいて、少し検討させていただきたいと思います。 81 ◆部会員(山口春美) 部会長。 82 ◆部会長(杉浦哲也) 山口部会員。 83 ◆部会員(山口春美) それで、実際にいろいろアンケートもやっているんだけど、障害者の皆さんの中で家族と同居されている方がどれだけ、障害年金のAとBとあったかね、1級、2級か。実際に、子供さんだったら扶養されてみえると思うんだけど、実際に自立されている方で年金受給者というのはどれぐらいあるのかというのはここの中に書いていないよね。まず、そこから始まらないといかんじゃないの。1級の方だったら8万円ぐらいかね。2級が6万円ぐらいだもんだから、ほぼ生活保護ぎりぎりの保障はそれで一応されているんだけど、それではとても追いつかないので、実際に65歳以上の方は介護のほうに回されちゃうということも含めて、何か入院したりなんだりすることがあれば、自分の医療費は無料になるんだけど、いろんな食事代だ、部屋代だというのはかかってくるので、その6万円や8万円の中では入院することもできないという状況になってきていますよね。だからこそ、健康なときには幾らかでも雇用して、お金を、生活をもうちょっと自分の力でサポートしたいというふうに思ってみえると思うんだけど、その基礎的な数字というのは把握しておるのかね。 84 ◆福祉課長(鈴木重幸) 部会長、福祉課長。 85 ◆部会長(杉浦哲也) 福祉課長。 86 ◆福祉課長(鈴木重幸) 今回のアンケート調査では、そこまでのことを求めて項目には入れてございません。現在暮らしをしてみえて困ってみえることだとか、そういったものを中心にしたアンケート調査になっておりますので、そこまでは把握をしておりませんのでお願いいたします。 87 ◆部会員(山口春美) 部会長。 88 ◆部会長(杉浦哲也) 山口部会員。 89 ◆部会員(山口春美) だけど、自立支援法で施行されて自己負担分が一たん導入されようとしたときに、1級の受給者、2級の受給者、年金の、数字的には発表されましたよ。それをにらんだ上で今後の碧南市の障害者の皆さんがどうやって自立を目指していくのかというのがなきゃうそだと思うんだよね。というふうに思うので、数字は行政だからつかんでみえると思うんだけど、そこから始まる必要があると思います。  それで、実際にはケアホーム、すったもんだであの植出のやつをつくってもらったんですけれども、旗ざお地で土地を確保しないと実際には出入りも難しいということで、あの旗ざお地をあてがったために、土地代も含めて入居者の親御さんやら本人やらに負担がかかっているということを聞いているんですが、今後の計画としては、グループホーム等の計画というのはもう場所も含めて明確にされているのかしら。どこにされているんですか。もう一度第5章のところの数値目標のところで全部一個一個言ってください、23年がどれだけというのを。一言も触れないで行っちゃいかん。議事録に何が残るのという感じだよ。 90 ◆福祉課長(鈴木重幸) 部会長、福祉課長。 91 ◆部会長(杉浦哲也) 福祉課長。 92 ◆福祉課長(鈴木重幸) 今のケアホームにつきましては、現在ですが、2棟16名の方が入所できるような体制になっておりまして、今年度新たに1棟建設がされるということでございますが、その場所については現在1棟4名の方が入所してみえる、その2階部分を改築されて6名が入所されるような状況になります。さらに、24年から26年の間のもう一棟という部分につきましては、まだ具体的に場所だとか、また、どのような事業者がやられるかということはまだ未定でございます。 93 ◆部会員(山口春美) 部会長。 94 ◆部会長(杉浦哲也) 山口部会員。 95 ◆部会員(山口春美) まず、114ページ、これも黒いところが全然読めんのだけどね。それで、26年度末の就労継続支援事業の利用者が6名、目標値が……。ここ、全部ちょっと一遍説明して。3枚のやつしか説明されんかったもんで、具体的な5章の中身をもっと具体的に説明して。お互いの一致のために。 96 ◆福祉課長(鈴木重幸) 部会長、福祉課長。 97 ◆部会長(杉浦哲也) 福祉課長。 98 ◆福祉課長(鈴木重幸) まず、113ページ、114ページが、国の指針ということで示された部分で整理をさせていただいておる部分です。  それから、115ページ以降は実際のサービス料の見込みということで、現在、障害者自立支援法の中でいろんなサービスの規定がされておりますが、そのサービスの今後の見込みということで、今までの23年度の見込みも踏まえて24年度から26年度の数値を設定させていただいております。例えば、この24年度から新体系に移行しなければならないという部分の施設でございます。例えば、ふれあい作業所につきましては、現在知的障害者の授産施設ということでの位置づけになっておりますが、24年4月からは、いわゆる障害者自立支援法によるいろんなサービスがあるわけですが、そのサービスの中で生活介護というサービスを選択されて、そのサービス提供事業所に移ってまいりますので、例えば119ページを見ていただきますと、一番上段に生活介護ということで人数が整理をされております。この部分につきましては、ふれあい作業所がそちらに移行するということで、その辺の数字も加味する中で必要な量を定めております。  それから、新たに就労の移行の事業所を市内の社会福祉法人が新たに立ち上げられるということで、その辺の数値的なもの、その表のちょうど中間に当たりますが、就労移行支援という欄がございます。ここが今、24年から20というふうになっておりますが、現在、この就労移行支援の事業所は市内にないわけですが、これを新たに定員20人ということで受け入れを計画してみえますので、この辺の数字が新たに加わっております。  それから、その下の就労継続支援A型につきましても、新たに立ち上げる事業所が就労移行支援とあわせてA型の継続支援もやっていかれるということで、この辺の数字、6人が新たに加わっております。  それから、121ページが、先ほどから申し上げておりますケアホームの関係でございます。現在、23年度予定も含めますと16名ということの受け入れが可能になるわけですが、24年から26年の間に新たに1ヵ所ケアホームを設置して、22名の受け入れ体制にしていきたいという計画になっております。  それから、122ページでいきますと、相談支援体制の充実ということで、先ほどから少しお話をさせていただいておりますが、相談の体制につきましても、そういった基幹となる相談事業所を、社会福祉協議会を考えておりますが、そういった基幹相談支援事業所を設けてやってまいりたいということを考えております。 99 ◆部会員(山口春美) 部会長。 100 ◆部会長(杉浦哲也) 山口部会員。 101 ◆部会員(山口春美) 118ページは現況でしょう。ふれあいとどこかの法人が移行するということで、119ページからが今後の計画じゃないですか。そんなにふえていないじゃん、実際には。A型にしたって現況が6名で、今後3年間たっても6名じゃない。B型だったら5人のところが73人、これはふえているのか。B型786人が減っておるんじゃないのか、B型。ふえておるのか、これで。これ、だれがつくったの、大体が。ショートステイが1,796でしょう、今。72人で減っておるが、ショートステイなんかも。何で人数は微増だといって、軽度の人が微増だといって先ほど言われたのに、サービス見込みは減らしちゃっておるのかね。これで右肩上がりの計画になっておるのか。72人じゃん、現況が。86でしょう、前の年が。72と減って、また今度の計画は60にがくんと減って、最終年度の3年後でも70じゃないですか。ふれあいともう一つの法人が移行するというのはわかるけど、トータル的な数値目標は下がっちゃうの。わかっている、皆さん。減ってもいいの、これ。何が充実するんだ。減らす計画か、これは。全然わからんわ、私。それで、計画年度もわからへんしね。パブリックにかけたって、わかるわけないじゃん。 102 ◆福祉課長(鈴木重幸) 部会長、福祉課長。 103 ◆部会長(杉浦哲也) 福祉課長。 104 ◆福祉課長(鈴木重幸) 例えばショートステイの部分で、実績数値が23年度は72というふうになっていまして、119ページを見ていただくと、人数が70人ということになって2人減と実質なっておるんですけど……。 105 ◆部会員(山口春美) 部会長。 106 ◆部会長(杉浦哲也) 山口部会員。 107 ◆部会員(山口春美) みんな減じゃないの、大体が。療養介護もゼロだろう。 108 ◆福祉課長(鈴木重幸) 部会長、福祉課長。 109 ◆部会長(杉浦哲也) 福祉課長。 110 ◆福祉課長(鈴木重幸) ほかの地域移行に移られる方も含めて、人数が……。 111 ◆部会員(山口春美) 部会長。 112 ◆部会長(杉浦哲也) 山口部会員。 113 ◆部会員(山口春美) 発展するということか、それは。ショートに行かないで、うちでぴんぴんやれるようになるということで。 114 ◆福祉課長(鈴木重幸) 部会長、福祉課長。 115 ◆部会長(杉浦哲也) 福祉課長。 116 ◆福祉課長(鈴木重幸) 在宅でやられたりですね。 117 ◆部会員(山口春美) 部会長。 118 ◆部会長(杉浦哲也) 山口部会員。 119 ◆部会員(山口春美) 今度福祉センターで何をやるのかというのも、またこれにかかわることで、よく見えてこないんだけど、例えばリハビリなんかをいろんなサービスの一環としてやることもそうだけれども、そういうものにかかわらない、自主的にもっとリハビリをやりたいという人や、いろんな事故の後のケアだとか、欠損の後のケアだとかをするサービスをあそこの福祉センターでやっていただけるのかなというふうに思うんだけど、そういうものについては直接ここにはかかわってこないので、明記されていないと思うんだけど、今後何か拡充されるのかね。どんなサービスをやっていくかというのは、まるきり3階だ、2階だということで敬遠されたのか知れないけど、具体的な進行状況も教えてもらっていないんだけど、福祉センターの中でどんなサービスをやっていくのか、軽度の人も、それから重度の人も含めてね。絵をかいたり、そういう作業だとか、そういうものも含めて、どんなサービスをやっていくのかによってこれが浮き彫りになってくると思うんだけど、全然見えてこないんだけど、その辺は待っていれば大丈夫ですかね。 120 ◆福祉課長(鈴木重幸) 部会長、福祉課長。 121 ◆部会長(杉浦哲也) 福祉課長。 122 ◆福祉課長(鈴木重幸) 今度の新しい福祉センターにつきましては、現在の心身障害者福祉センターの機能が基本的には福祉センターにも移るということですので、いろんな趣味的な部分だとか、そういった日中一時的な活動の場ということで引き続きやってまいります。それと、先ほどから申し上げておりますように、社会福祉協議会で相談支援体制の充実を図っていきたいということで、障害児も含めての相談もあわせてやってまいりたいというふうに考えております。 123 ◆部会員(山口春美) 部会長。 124 ◆部会長(杉浦哲也) 山口部会員。 125 ◆部会員(山口春美) 指摘したことは明確です。計画年度をきちっと明記すること、表紙にね。パブリックコメントももうちょっと絞り込んで、どれを対象にしていくのかも出していくことが必要だというふうに思います。それから、政府はかわるので、かわることを前提にして自立支援法は完全に廃棄して、自己負担はなしにしていくということが必要だと思うし、65歳で介護に送るということももう一度見直しをしていく、この国の課題だというふうに思っています。  それらを含めて、この碧南市の障害者の皆さんがどういう生活状況を送ってみえるのか、子供さんとして、今、親の保護を受けている方がどれぐらいいて、自立している障害者年金を受けている1級の方、2級の方がどれだけいて、どれだけの雇用ニーズがあって、その人たちが、従前ならば、労働者派遣法なんかがない時代は、私の勤めたアイシン精機でも相当な障害の方も正規雇用として自立して立派に生活を送ってみえたんですよ。今のような弱者については切り捨ててしまうような社会になってから、障害者の人や精神障害者や、それからひきこもりの人なんかがなかなか社会に出づらくなっているんですけれども、やっぱりここも国の制度としてきちっと正規雇用が当たり前の世の中になれば、うんと雇用の枠が広がっていくというふうに思いますが、一般の健全者でも派遣労働とか非正規労働ということがまかり通っている中で、そこに障害者の人たちが割って入っていくということは本当に人権を守っていく上でもとても大きな弊害になっているので、これもまた民主党政権が本当に派遣法をやめると言ったのにぐずぐずしているので、これもまた審判が下るというふうに思いますけれども、そういうことです。  右肩上がりになっていないので、いろんな計画が。多様な施設での受け入れがないというふうになりますので、もうちょっと製本するときにはそういうふうにしていただきたいですし、課題は、介護の施設をきちっと社協なりで、市が直接影響力のあるようなそういう施設で別建てにしてやっていくこと、そして、こちらは障害者の皆さんの専門施設としてうんと充実させていって、リハビリ施設もそういうケアプランでやっていくものじゃなくて、そうじゃない方にもやれるような充実を図っていくことが必要だと思うんだけど。お互いによくわかっていないんじゃないかなと思う、今の説明を聞いた中で。提案されている皆さんがわかっていないというふうに思うので、とても残念に思います。  以上。 126 ◆部会員(三島 博) 部会長。 127 ◆部会長(杉浦哲也) 三島部会員。 128 ◆部会員(三島 博) 5ページの数値目標ですか。これは平成17年が合わせて40人で、平成26年が30人ですけど、現在、平成23年は何人になっていますか、入所者は。それで、ここで30人に持っていく根拠なんかをちょっと教えてください。 129 ◆福祉課長(鈴木重幸) 部会長、福祉課長。 130 ◆部会長(杉浦哲也) 福祉課長。 131 ◆福祉課長(鈴木重幸) 参考資料2のほうを見ていただくといいかと思います。参考資料2の102ページに、第1期から第2期までの実績ということで数字が載せてございます。中間の表に当たります。これを見ていただきますと、地域生活移行者数ということで、19年度から23年度までにそれぞれ地域に移行した方の人数が整理してございます。それを足していただくと7に、23年度見込みも含めて7になるわけですが、したがって、23年度末まででいきますと、17年度10月現在では40人みえるんですが、23年度末までの見込みで7が地域に移行されるものですから、40から7を引くと33、さらに今回の計画で3人、24年から26年の間で3人が地域移行を目指すということですので、合わせて10人を減らしていきたいと。 132 ◆部会員(三島 博) 部会長。 133 ◆部会長(杉浦哲也) 三島部会員。 134 ◆部会員(三島 博) 17年から10年間で10人減るという勘定なんですね。今は、今おっしゃったように33人か。あと3人減らせばそういうことになるわけですね。だから、3人ぐらいなら、後ろのほうにも書いてある3割目標でということで合致すると、何とかなりそうだということなんですか。 135 ◆福祉課長(鈴木重幸) 部会長、福祉課長。 136 ◆部会長(杉浦哲也) 福祉課長。 137 ◆福祉課長(鈴木重幸) はい。 138 ◆部会員(三島 博) 部会長。 139 ◆部会長(杉浦哲也) 三島部会員。 140 ◆部会員(三島 博) 33人の、40から7人減って、それじゃ、身体障害者の施設と知的障害者の施設はここから1引けばいいのか、1と6を引けばそういうことになるわけですか。これは24から6を引くのか、18か。15と18で33で、それが30になると、こういうことですね。今33人だけれども、33人の中身は、身体障害者施設が今、17年では16になっておるけれども、1減っておるから今は15人だと、23年だと、こういうことですね。こういうふうに読み取ればいいね。それから、知的障害者のほうは24人に今なっておるけれども、ここから6人減るから18人だと。それで、15と18を足して33人だと。こいつが30人になるのを目標にすると、こういうことですね。そういうことじゃないのか。33人がわかればいいですけれども。 141 ◆部会長(杉浦哲也) 福祉課長。 142 ◆福祉課長(鈴木重幸) 部会長、福祉課長。 143 ◆部会長(杉浦哲也) 福祉課長。 144 ◆福祉課長(鈴木重幸) 表のとおり最終的に10人ということなんですが、17年の時点では身体障害者施設16名で、知的障害者24名で40なんですが、その後、実際に実績として7名が地域に地域移行をされるということですので、それが最終的に、その7名の内訳については……。ただ、最終的には、その10名の内訳が、身体障害者に入ってみえる方が最終的には3名減らして、知的障害者施設に入ってみえる方を7名減らすというものでございます。 145 ◆部会員(三島 博) 部会長。 146 ◆部会長(杉浦哲也) 三島部会員。 147 ◆部会員(三島 博) じゃ、17年は40人だけど、今現在は33人だと、こういうことだね。それが26年度には30人、あと3人ぐらい減らすのが目標だと、こういうことでいいですね。 148 ◆福祉課長(鈴木重幸) 部会長、福祉課長。 149 ◆部会長(杉浦哲也) 福祉課長。 150 ◆福祉課長(鈴木重幸) そのとおりです。 151 ◆部会員(三島 博) 部会長。 152 ◆部会長(杉浦哲也) 三島部会員。 153 ◆部会員(三島 博) ハーモニープランの27ページですが、27ページの一番上に平成22年度の新規申込み者は身体障害者が28人、知的障害者が13人の求人があったということですが、実際の就職件数は17件で、就職率は41.5%になっておると。半分以下ですね。この辺の半分以下、41%になっている、就職できない人が逆に言えば60%ぐらいおる、その辺の根拠というのか、理由というのか、その辺、どういうようなことでそういうふうな41人の求職があったのに実際は17件しか就職できないという理由は何がありますか。 154 ◆福祉課長(鈴木重幸) 部会長、福祉課長。 155 ◆部会長(杉浦哲也) 福祉課長。 156 ◆福祉課長(鈴木重幸) やはり実際に受け入れをされる企業側にとっても、障害を持っている方がどういう仕事ができるのか、その辺が十分わからないということと、逆に、就職を希望される方についても受け入れ先でどういう仕事を果たしてやるのかということでやはり不安を持ってみえるということで、互いにその辺の情報のやりとりがなかなか十分に伝わらないということもあって、なかなか就職には結びつかないというものがあろうかと思います。 157 ◆部会員(三島 博) 部会長。 158 ◆部会長(杉浦哲也) 三島部会員。 159 ◆部会員(三島 博) 簡単に言うと、それぞれの希望のギャップがあると、こういうことですね。 160 ◆福祉課長(鈴木重幸) 部会長、福祉課長。 161 ◆部会長(杉浦哲也) 福祉課長。
    162 ◆福祉課長(鈴木重幸) はい。 163 ◆部会員(大竹敦子) 部会長。 164 ◆部会長(杉浦哲也) 大竹部会員。 165 ◆部会員(大竹敦子) 関連で、やっぱり障害者の方も社会に参加して自分の生きがいというか、そういうものを求めて一生懸命就職活動をされているんですけれども、それで、何回面接を受けても通らないという、そういうジレンマの中で、ある職員の方が、もうこれはしようがないと、100発撃てば1回ぐらい当たるんじゃないかって、そういう状況だと言われたんです。でも、それは障害者の方たちにとってはとても厳しい状態で、そうじゃなくて、やはりもう少し綿密に、この方はこういう能力があると、こういう仕事ができると、そういうことを相手の企業さんのほうにもしっかりと、こういうことができる人は要らないかと、おたくらはどういうことなら障害者の方を受け入れるかという、だから、この人が面接に行くと言ったらほぼ80%ぐらい決まるような状況、あと少しちょっと通勤がとか、そういったことでちょっと問題があっても何とかクリアできるという、そういうぐらいの条件まで持っていけるようなジョブコーチさんなり、就労の関係の、ここにもジョブコーチを育成するとありますけれども、そういったきめ細かな政策というかサービスがないと、この就労というのは余り今後いいほうへ向かっていくというふうには思わないんですけれども、その辺はどうでしょう、市役所のほうでは。 166 ◆福祉課長(鈴木重幸) 部会長、福祉課長。 167 ◆部会長(杉浦哲也) 福祉課長。 168 ◆福祉課長(鈴木重幸) 昨年なんですが、第一歩の取り組みとして、商工会議所を通じて市内の事業所にアンケート調査をさせていただいた中で、21社ほどだったと思いますが、一応話を聞いてもいいだとか、訪問してもらってもいいという御返事をいただいた企業がございます。まず、その取っかかりとしてその企業に訪問をさせていただく中で、やはり私が先ほど申し上げましたように、障害を持たれている方がどのような仕事を果たしてできるのかということがやはりわからないということも御意見としていただいておるものですから、今後その第一歩としてアンケート調査の中でそういった動きをさせていただいておるんですが、もう少し、今言われた障害を持った方がどの程度の仕事ならできるかというような情報も相手にお伝えする中で、少し道を開いていきたいなというふうに考えております。  それから、あと、実際に訪問する中で、特にこれから社会に出ていかれる養護学校の生徒さんたちの、一応体験ということで受け入れもしてもいいよという企業もあるようですので、そういった機会もとらえる中で、少しでも雇用につなげていけたらなというふうに考えております。 169 ◆部会員(大竹敦子) 部会長。 170 ◆部会長(杉浦哲也) 大竹部会員。 171 ◆部会員(大竹敦子) あと、その模範となるべきなのは市の職員の関係なんですけど、今、市は何%ぐらいの障害の方を雇ってみえて、将来どのぐらいふやしていきたいとか、そういうのは持ってみえるんでしょうか。 172 ◆福祉課長(鈴木重幸) 部会長、福祉課長。 173 ◆部会長(杉浦哲也) 福祉課長。 174 ◆福祉課長(鈴木重幸) 今、市の採用状況を申し上げます。現在、市長部局と教育委員会にちょっと分けさせていただきます。国の分け方がそういうことになっていますので分けさせていただきますが、市長部局が現在11人雇用をしてみえます。それから教育委員会がお二人ということで、市全体では13人ということですが、法定雇用率でいきますと、市長部局でいきますと本来2.10が法定雇用率です。今の人数で、市長部局11人ではじきますと2.08なんですが、雇用人数で国の基準で合わせますと11人ということに計算上なりますので、人数的にはクリアをしているということであります。それから、教育委員会につきましては法定雇用率2.00でございますが、実績として2人今雇用しておりまして、こちらは雇用率2.00ということで、人数としても法定雇用率としてもクリアをしているということであります。 175 ◆部会員(大竹敦子) 部会長。 176 ◆部会長(杉浦哲也) 大竹部会員。 177 ◆部会員(大竹敦子) 障害者の方ということで3障害あられるわけで、この11人と2人の方というのは、身体なのか、知的なのかという部分もちょっと教えていただけませんか。 178 ◆福祉課長(鈴木重幸) 部会長、福祉課長。 179 ◆部会長(杉浦哲也) 福祉課長。 180 ◆福祉課長(鈴木重幸) 済みません、11人の詳しい内訳まで資料として今持っておりませんので。 181 ◆部会員(大竹敦子) 部会長。 182 ◆部会長(杉浦哲也) 大竹部会員。 183 ◆部会員(大竹敦子) 本当に身体で、例えば車いすに乗っているとか、多少不自由があるけれどもという方では働けると思うんですけれども、やはり知的ですとか、そういった方がもっと状況は厳しいので、そういう方へもやはり市として職場を提供できるような努力をこれからもしていただきたいと思います。要望です。 184 ◆副部会長(磯貝幸雄) 部会長。 185 ◆部会長(杉浦哲也) 磯貝副部会長。 186 ◆副部会長(磯貝幸雄) 91ページのバリアフリーのところでございますが、昭和56年に国際障害者年というところの辺から日本でもバリアフリーが大分進んできたのかなと思います。ただ、このバリアフリーというのは、障害者のためのバリアフリーということで進めてきたものが、近年、ユニバーサルデザインということで、高齢者、それから普通の市民の方、いろんなものを地域みんな含めてまちづくりをしましょうというのがユニバーサルデザインだと、私はそう認識しておるんですが、この辺で、碧南市としては従来のバリアフリーとユニバーサルデザインのバリアフリーという部分を取り入れた事例みたいな、少しこういうことを変えたよというようなものがあったら、事例を教えていただけたら。 187 ◆福祉課長(鈴木重幸) 部会長、福祉課長。 188 ◆部会長(杉浦哲也) 福祉課長。 189 ◆福祉課長(鈴木重幸) 現在事例があるかどうかは私も承知をしていないんですが、今現在、庁内の中で駅を中心とした、今、検討を進めてみえるので、そういった中で、先日、障害者の団体の方に実際に駅を中心としてまちの中を歩いていただいております。それは障害者だけじゃなくて高齢者の方も含めてまちの中を歩いてみえるものですから、そういった意味では、今後、ユニバーサルデザインのまちづくりという方向で進められていくと思っています。 190 ◆副部会長(磯貝幸雄) 部会長。 191 ◆部会長(杉浦哲也) 磯貝副部会長。 192 ◆副部会長(磯貝幸雄) 私も何回か一般質問でも取り上げて、視覚障害の点字ブロックの件なんですが、これなんかは一番私としては大きな問題かなと思っています。歩道の中に黄色い線の点字ブロックをずっと引いてあるわけですが、盲人の方、全盲の方とかにいろいろとお話を聞かせていただくと、真ん中に点字ブロックを引いても全然歩けないということで、本来なら道の隅に少し高いブロックとかを置いて、つえでとんとんとんとたたいて歩くのが一番安心だということで、真ん中に点字ブロックをすーっと引いていくということ自体もう少し改善せないかんのかなと。それから、車いす、歩く老人の方等の歩道にも、点字ブロックが真ん中にずっと高い、ぽつぽつぽつとなって歩きにくい体制の中で、あれが結構真ん中に引いてあるのも歩道を歩かれる方にも相当不便があるということで、その位置を、例えば隅のほうへ変えて、ブロックの近くにつえでさわりながら行けるようなところに点字ブロックをつけるなら点字ブロックでもいいのかなと思うんですが。  それから、もう一つは色ですね。まちの中に黄色の色が、それだけがばーっと目立っていくというのも、これはユニバーサルデザインとはちょっと違うのかなと。いろいろ私たちも視察へ行かせていただくと、色も大分変えて、余り目立たないような色というのか、まちの中に融和するような色合いもいろいろと考えておられるまちもあるので、その辺のこともいろいろと今後点字ブロックを設営していただくのに考えていただきたいなと思いますので。要望です。 193 ◆部会長(杉浦哲也) ほかに。 194 ◆部会員(山口春美) 部会長。 195 ◆部会長(杉浦哲也) 山口部会員。 196 ◆部会員(山口春美) 私の知り合いが公営住宅に何度も応募していたんですが、ようやく12月末で三度山住宅に入居できて、1月18日に資源ごみの立ち番に2時間立ったら脳梗塞になっちゃって、それで市民病院に行っていたんですけど、きのうから小林病院にかわって、早速小林病院では家に帰れるかどうかということで生活環境を調査されるので、本当におかげさまでバリアフリーになっている三度山住宅で大助かりです。  実際に各課の課長が参加してこの計画をたたいてみえるんですが、今度、宮下住宅のアンケートを建築課長がつくられて、出されたものには2階建てだとエレベーターなしですよというふうに書いてあって、1つのたたき台として出されたとは思うんですが、幾ら2階といえども、実際に住まわれる方、みんな1階に体の不調の方がみえればいいんだけど、2階にたまたま入ったときに脳梗塞になられたと。1階だけでももうだめなんですよね。だから、そういう点で、私は前々からL字型に配置してどちらもエレベーターを使えるようにということで提案しているんですが、その辺なんかはちゃんと各課の課長様、皆さん、このバリアフリーということで自分の仕事の中で徹底されてみえるんですよね。意思統一をぜひしていただいて、自分の所管の中で公園、あるいは公営住宅、自分の中でバリアフリーになっていない問題点はないのかというのをぜひ主体的にチェックして自分の施策に生かしてもらわないと、せっかくここでもんでおってもあかんくなっちゃうので、その辺はどうなんでしょう、トップの皆さん。何であんなアンケートを出してきたかや、これをやったらいいと思うんだけど、知らんわね、そんなこと。結局生かされていないね、末端まで。それはトップの人でなきゃいかんよね、所管を乗り越えてきちゃ。 197 ◆福祉課長(鈴木重幸) 部会長、福祉課長。 198 ◆部会長(杉浦哲也) 福祉課長。 199 ◆福祉課長(鈴木重幸) 私は済みません、わかりません。 200 ◆部会員(山口春美) 部会長。 201 ◆部会長(杉浦哲也) 山口部会員。 202 ◆部会員(山口春美) だって、ここに書いてあるじゃん。この計画をつくったのは、まず庁内の課長さんたちが集まってやって、それから25人の市民の人を交えてやったと書いてあるんだけど、もとの計画をつくったときには、バリアフリーだって、さっき磯貝さんに言われたようなことを、立派なことを書いてあるんだけど、実際に自分のやる仕事の中で、宮下住宅の建てかえについてアンケートをやりますよと、2階はエレベーターなしでもいいですかと、これを選びますかという設問をしてみえるのよ。だから、そこはやっぱり今後必ず変えてくださるとは期待していますが。まだ徹底しておらんじゃないの、自分の仕事の中でこの障害者計画をちゃんと生かすという点では。本当に自分が障害者になったときのことを考えると、みんな発想できると思うんだけど。抜かっているよ、まだ、はっきり言って。いいところもあるけど、抜かっている。 203 ◆部会長(杉浦哲也) 要望ですね。 204 ◆部会員(大竹敦子) 部会長。 205 ◆部会長(杉浦哲也) 大竹部会員。 206 ◆部会員(大竹敦子) あと、災害時の障害者への支援体制、100ページですけれども、ここに防災対策事業ということで、地震等の広範囲な災害に対処するための防災訓練を行い、食料品や身の回り品等の防災備蓄品の充実を図りますということでうたってあります。また、所管は福祉課さんも防災安全課と一緒にやられるということで、すごく心強い文面だと思っております。ぜひ福祉の関係に携わっている方が、障害者の方は人数が少ないので個々に対応してくださいというような流れのある今の防災の関係だと私は感じておりますので、力強くこういう方々の支援の先駆けというか先鋒となって闘ってもらいながら、そういう方々が安心して避難できるような防災計画を、これもしっかり進めていただきたいということと、それから避難福祉施設のほうも早目に進めていただきたいというふうに思っております。御所見をお願いします。 207 ◆福祉課長(鈴木重幸) 部会長、福祉課長。 208 ◆部会長(杉浦哲也) 福祉課長。 209 ◆福祉課長(鈴木重幸) 特に障害者の方については、やはり災害時に避難に非常に困難を来すということで、実は先ほど申し上げました地域自立支援協議会の中に、要援護台帳の登録を促すものと福祉避難所について作業部会を実は設けております。その中で、現在検討させていただいておりますが、まず1点の障害者の要援護台帳については、なかなか障害者の方の登録が今まで進んでこなかったんですが、要援護台帳は御存じのとおり民生委員さんが各家庭を回られて登録を促して使用していただいておるんですが、その方法ではなかなか進まないということで、うちのほうから障害者の方にダイレクトメールで御案内を差し上げる中で登録の促しをちょっとさせていただいております。その結果、166件ほどの今現在登録をしていただいておるんですが、ただ、なかなか援護台帳ですと、いわゆる地域の支援者の方のお名前を2名から4名書いていただくのですが、なかなかその辺が書いていただける方が少ないということで、今後の1つの課題なんですが、その辺も含めて少しでも多くの方に登録をしていただいて、地域の中で情報共有を図っていきたいということであります。  それから、福祉避難所につきましてはあわせて検討させていただいておるんですが、当然福祉避難所となる施設においてスタッフ的な人員の配置も検討されなくてはいけないということもございまして、今後とも少しでも早く指定ができるように作業部会の中で検討を進めていきたいと思います。 210 ◆部会員(山口春美) 部会長。 211 ◆部会長(杉浦哲也) 山口部会員。 212 ◆部会員(山口春美) 先ほど出たサポートブックを何冊発行しているのか確認したいんですが、私たちは三条市に行って、若者を対象にやってみえたんですけど、そんなの1,000人なもんだから、全部の障害者や、私たち、5歳児健診なんかもやって早くから発見しながら発達障害の子供たちにそういうサポートをということで求めているんですけど、やればいいじゃないですかね。一応何冊ぐらいやっている。だれがやっているんですか。市のほうがやっているの。 213 ◆福祉課長(鈴木重幸) 部会長、福祉課長。 214 ◆部会長(杉浦哲也) 福祉課長。 215 ◆福祉課長(鈴木重幸) このサポートブックにつきましても、地域自立支援協議会の中で部会を設けておりまして、その中で、どういった内容を盛り込むかという部分で検討を進めてまいりました。当然そのメンバーの中に障害者を持たれる親御さんだとか、それから養護学校の先生方にも入っていただく中で検討してきたわけですが、とりあえず作業部会の中で検討した内容を案として、現在、モデル的に養護学校等の生徒さんにモデルでやっていただいております。その結果を踏まえて、当然、この辺を改善したほうがいいだとか、そういった意見が今後出てくる可能性がありますので、その辺も出てきましたら加味をする中で最終的に作成をして、すべての障害者の方を対象にサポートブックのPRをしていきたいというふうに考えております。 216 ◆部会員(山口春美) 部会長。 217 ◆部会長(杉浦哲也) 山口部会員。 218 ◆部会員(山口春美) 現行幾つ。 219 ◆福祉課長(鈴木重幸) 部会長、福祉課長。 220 ◆部会長(杉浦哲也) 福祉課長。 221 ◆福祉課長(鈴木重幸) 現行は、にじの学園と安城養護学校、ひいらぎ養護学校、あおみJセンター、ガイアですので……。 222 ◆部会員(山口春美) 部会長。 223 ◆部会長(杉浦哲也) 山口部会員。 224 ◆部会員(山口春美) 人数、人数。冊数。 225 ◆福祉課長(鈴木重幸) 部会長、福祉課長。 226 ◆部会長(杉浦哲也) 福祉課長。 227 ◆福祉課長(鈴木重幸) 済みません、人数まで今ちょっと資料を持ち合わせておりませんが、今言いました施設の通所されてみえる方を対象にしていますのでということでお願いをします。 228 ◆部会員(山口春美) 部会長。 229 ◆部会長(杉浦哲也) 山口部会員。 230 ◆部会員(山口春美) 雇用関係でいうと、社会福祉協議会に一任して委託しているだけで、お一人だったよね、2人にしたんだったかね。障害者の就労支援は1名しかいないと思ったけど、実際によそに渡しちゃっているものだから切実感もないでしょうし、体制を人数的にふやしたり、それから、市も直接かかわっていく中でジョブコーチの役割を、仙台に私たちは前の部長さんと一緒に視察に行ったりして、本当に送迎も含めて手とり足とりでサポートしなければその当時でも就職できないということを言われてみえたので、たった1人の相談員で、しかも社協に委託して碧南市は知らん顔じゃいかんと思うんだけど、マンパワーの拡充というのはこの中で加味されているのか。  それから、最終ページのところで「こころのメッセージ」と書いてありますが、これはだれに対して。先ほど団体に幾らか配るとか言われたけど、だれがだれに対して心のメッセージを出すようにこのページを設けておるのかね。 231 ◆福祉課長(鈴木重幸) 部会長、福祉課長。 232 ◆部会長(杉浦哲也) 福祉課長。 233 ◆福祉課長(鈴木重幸) まず、障害者の就労支援の相談窓口ですが、現在、福祉課の中にそういった相談窓口を設けて、週3回、午前中ですが、やっております。平均をしますと、相談件数が1日当たり実は2人を切っておるんです。今後の方向として、例えば社会福祉協議会の中にそのものを移転することによって、より一層、午前中とは言わず平日の時間中ということも可能になってまいりますし、それから、社会福祉協議会に移すことによって、必ずしもその方がすべて対応するのではなくて、社会福祉協議会のスタッフが何人かで対応することも可能になってきますので、少し方法を今どういうふうにしていこうかということで検討をさせていただいております。 234 ◆部会員(山口春美) 部会長。 235 ◆部会長(杉浦哲也) 山口部会員。 236 ◆部会員(山口春美) 心のメッセージ。 237 ◆福祉課長(鈴木重幸) 部会長、福祉課長。 238 ◆部会長(杉浦哲也) 福祉課長。 239 ◆福祉課長(鈴木重幸) 心のメッセージについては、だれに対してということですよね。 240 ◆部会員(山口春美) 部会長。 241 ◆部会長(杉浦哲也) 山口部会員。 242 ◆部会員(山口春美) 何なの、これは。届けへんじゃん、メッセージが。 243 ◆福祉課長(鈴木重幸) 部会長、福祉課長。 244 ◆部会長(杉浦哲也) 福祉課長。 245 ◆福祉課長(鈴木重幸) 大きな意味はございません。 246 ◆部会員(山口春美) 部会長。 247 ◆部会長(杉浦哲也) 山口部会員。 248 ◆部会員(山口春美) 前は市直営で障害者の就労支援をやっていたんだけど、社協に委託してやってみえたけど、社協の方がこっちに出てみえてやっているということで、社協だよね、やっているのは、委託して。 249 ◆福祉課長(鈴木重幸) 部会長、福祉課長。 250 ◆部会長(杉浦哲也) 福祉課長。 251 ◆福祉課長(鈴木重幸) 委託してやっていただいているのは社協なんですが、今は社協の方が福祉課のところに来られて週3日、午前中、やってみえるんですが、実績として1日当たり2人を切っていますので、本当に効率的にやるのであれば、例えば社会福祉協議会でやることによって、スタッフが必ずしも、ほかの方もみえるわけですので、午前中とは言わず1日対応も可能になってきますので、そういった方法も考えられるんじゃないかということで、今、検討させていただいております。 252 ◆部会員(山口春美) 部会長。 253 ◆部会長(杉浦哲也) 山口部会員。 254 ◆部会員(山口春美) 福祉センターの中にいろんな、サポートブックなんかももとにいろんな人が集いに来て、仕事がしたいんだわとか言って和気あいあいとする中で、一々相談に来ましたじゃなくて、そういう中で、こういう仕事があるけどどうとか、そういう話がフランクにできて、しかも専門的に行こうと思ったらジョブコーチなんかも、ボランティアや専門的な知識も持った人も育成しながらやっていくという、まさに福祉センターの中身にかかわってくる問題だと思うので、やっぱり委託したら市はもう全然関心が薄れてしまうということなしにやってほしいなと思いますが。  心のメッセージは業者さんが書かれただけで提案してみえて、本当に心のないものだなということを再確認しましたので、やらないならやらないで、ここまでパブリックにかけるんでしょう。見えるようになっちゃうわけだもんで。 255 ◆部会長(杉浦哲也) 要望でいいですね。
    256 ◆部会員(山口春美) 部会長。 257 ◆部会長(杉浦哲也) 山口部会員。 258 ◆部会員(山口春美) どうなの。こんなのやめておいたら、わからんようなの。 259 ◆福祉課長(鈴木重幸) 部会長、福祉課長。 260 ◆部会長(杉浦哲也) 福祉課長。 261 ◆福祉課長(鈴木重幸) 心のメッセージの部分は、パブリックコメントの部分から外したいと思います。 262 ◆部会長(杉浦哲也) よろしいですね。      (「なし」という者あり) 263 ◆部会長(杉浦哲也) ほかに質疑もないようですから、これにて報告を終わります。  この際、執行部入れかえのため、暫時休憩いたします。                            (午前 11時 32分 休憩) ───────────────────・・───────────────────                            (午前 11時 34分 再開) 264 ◆部会長(杉浦哲也) 休憩前に引き続き、会議を開きます。  協議事項(2)「介護保険制度の改正の概要について(報告)」を議題といたします。  本件について、説明を求めます。 265 ◆高齢介護課長(神谷直樹) 部会長、高齢介護課長。 266 ◆部会長(杉浦哲也) 高齢介護課長。 267 ◆高齢介護課長(神谷直樹) ただいま議題となりました協議事項(2)「介護保険制度の改正の概要」について、参考資料1によりまして説明をさせていただきます。  平成24年度から平成26年度における第5期介護保険事業計画の策定に係る介護保険制度の改正の概要を次のとおり報告するというものであります。  最初に、制度の概要ですが、介護保険は平成12年度から始まった制度で、3年ごとに事業計画を策定することになっており、次回は第5期となるものでございます。制度といたしましては、サービスを利用された方が1割を負担し、残りを保険者である市町村が事業者に介護報酬として支払うものでございます。その財源としては、大ざっぱに申しますと、被保険者が半分、公費で半分を負担するというものでございます。この場合の被保険者は40歳以上で、65歳以上の方を第1号被保険者といい、この事業計画の中で保険料を定めることとなっております。また、40歳から64歳までの方は第2号被保険者といい、健康保険と合わせて健康保険者が金額を定めて徴収をするということになっております。公費は主に国が25%、県が12.5%、市が12.5%となっておりますが、施設サービスについては国が20%、県が17.5%となっております。  それでは、1、制度改正の概要についてを説明をさせていただきます。  (1)負担率の変更につきましては、ア、第1号被保険者負担率を現行の100分の20から1%引き上げて100分の21に、イ、第2号被保険者負担率を現行の100分の30から1%引き下げて100分の29に変更するというものでございます。これは、高齢化率の上昇に伴い、負担率の見直しを行ったものであります。高齢化が進む中で、40歳から64歳までの第2号被保険者の方と65歳以上の第1号被保険者の方の人口比が変動することにより変更されたものでございます。  次に、(2)財政安定化基金の取り崩しは、都道府県に設置されている財政安定化基金の取り崩しを可能とするというもので、保険料増加を抑制するために取り崩しをした額の3分の1を市町村に交付するというものでございます。  次に、(3)第3段階の特例は、負担能力に応じた保険料賦課の観点から、第5期保険料について、保険者の判断で保険料負担段階第3段階の所得区分を細分化することが可能となりました。詳細につきましては、後ほど説明させていただきます。  次に、(4)第4段階の特例の継続は、(3)と同様に、第4期保険料について、保険者の判断で保険料負担段階の第4段階の所得区分を細分化することが可能であった措置について、第5期においても引き続き設定することが可能となりました。  次に、(5)基準所得金額の変更は、第5期において、第4期が200万円であったものを10万円引き下げて190万円とする内容で国から指示があったところでございます。この基準所得金額の引き下げは、保険者の判断で変更ができるというものでございます。  次に、(6)介護報酬改定は、介護職員の処遇改善の確保、介護事業者の経営状況を踏まえて改定をするというもので、改定率はプラスの1.2%であります。これは、第4期に創設された介護従事者処遇改善交付金相当分を介護報酬に組み込んで引き上げるというものでございます。  次に、(7)地域区分の見直しは、今回新たに規定されたもので、人件費の地域格差を調整するため、国家公務員の地域手当に準拠して地域区分を設定するというものでございます。碧南市の地域区分は、乙地6%を適用するというものであります。なお、激変緩和の観点から、第5期につきましては甲地3%が適用される見込みでございます。  以上が、第5期における制度改正の概要であります。  2ページをお開きください。  2、第1号被保険者の保険料設定について。  まず、(1)介護保険料基準額の算定方法で、算式を示させていただいておりますけれども、概略で申しますと、まず3年間のサービス給付額の総額を算定し、これに第1号被保険者の負担割合を乗じて必要な保険料の総額を算定し、3年間の必要な延べ人数で割り算をするというものでございます。  それでは、算式の記載の順に説明をしてまいります。  (2)介護保険料の算定指標として、まず、ア、標準給付見込み額ですが、平成24年度の介護報酬改定率プラスの1.2%、地域区分3%、さらに21年度決算と22年度決算との伸び率7%を考慮した数値を見込み額としております。表の(A)欄の介護給付費は、要介護1から5の方の給付費のことで、(B)欄の予防給付費は、要支援1及び要支援2の方の給付費のことでございます。次に、(D)欄の特定入所者介護サービス費等給付費は、施設入所者のうち低所得者層への所得に応じた食費、居住費の減額分の給付費のことで、(E)欄の高額介護サービス等給付費は、所得に応じて一定額以上のサービス利用をされた場合の給付でございます。次に、(F)欄の高額医療合算介護サービス等給付費は、平成21年度から始まった制度で、医療及び介護における自己負担額の合計額が一定額以上のサービスを利用された場合の、高額介護サービス費に該当する部分を除いた給付でございます。次に、(G)欄の審査支払い手数料は、国保連合会に支払う手数料でございます。  以上の合計として、表の最下段、標準給付見込み額は、平成24年度で35億円余、25年度38億円余、26年度41億円余を見込むものでございます。なお、3年間の合計では11億5,700万円余を見込んでおります。  次に、イ、地域支援事業交付金対象事業費でありますが、これは平成18年度の改正で新たに始まったもので、特定高齢者及び一般高齢者に対する事業、包括支援センターの相談事業などに充てるもので、生活機能評価や筋力トレーニング、配食サービスなどといったものを含むものでございます。記載のとおり、介護サービスの総給付費、特定入所者介護サービス費等給付費、高額サービス等給付費及び高額医療合算介護サービス等給付費の合計額の3%までが保険料を充当する部分で、それを上回る部分につきましては市からの繰入金で賄うというものでございます。  上の表の(C)、(D)、(E)、(F)の3%を算定し、平成24年度で1億600万円余、25年度で1億1,500万円余、26年度で1億2,400万円余を見込むものです。3年間の合計では3億4,600万円を見込んでおります。  次に、3ページに参ります。  ウ、第1号被保険者保険料の介護給付負担割合は、先ほど御説明したとおり、21%を見込むというものでございます。  次に、エ、財政調整交付金率は、国の負担割合のうち5%はこの財政調整交付金と言われるもので、全国平均で5%となるよう高齢化率及び第1号被保険者の所得状況により算定されるというものでございます。碧南市では、平成24年度から26年度まで、率で3.69%、3年間の合計金額で4億2,700万円余を見込むというものでございます。  次に、オ、財政安定化基金拠出率は、保険財政が赤字になった場合に備えて事前に県で安定化基金を積み立てしておりましたが、必要額がたまったため、現在は積み立てをしておりません。  次に、カ、介護保険収納率は99.2%を見込むもので、22年度は99.4%でありましたが、過去3年の実績を踏まえ算定をするというものでございます。  次に、キ、介護給付費準備基金の取り崩し見込み額でありますが、これは第1号被保険者の方の今まで納付していただいた保険料のうち、給付費に使わなかった金額を積み立てているというものでございます。今年度末の残高見込み額が9,300万円余でございますが、そのうち87.0%、8,100万円を取り崩しをして保険料の上昇を抑えるというものでございます。  次に、ク、愛知県財政安定化基金取り崩しによる交付見込み額は2,626万円余で、全額保険料の抑制に充ててまいります。  次に、ケ、第1号被保険者の推計でございますが、人口推計から、65歳以上の方の人数を24年度は1万4,855人、25年度で1万5,222人、26年度で1万5,596人を見込むものでございます。表の下の保険料負担段階ごとの該当被保険者数から所得段階補正後の被保険者数を算出というのは、次ページの4ページの表の頭の中ほどに保険料率の掛け率がありますけれども、各年度の各段階ごとの人数に応じて所得段階補正後の被保険者数とするというものでございます。  計算をいたしますと、補正後の人数として、24年度では1万5,472人、25年度で1万5,854人、26年度では1万6,244人となり、3年間の合計では4万7,570人で、この人数で割り戻しをすると基準額が算出されるというものでございます。  次に、(3)保険料負担段階としましては、被保険者の負担能力に応じ多段階の保険料を設定することができることから、特例の第3段階の新設及び特例第4段階の設定の継続、課税所得段階の細分化を行い、現行の9段階から11段階にするというものでございます。  4ページをお開きください。  保険料負担段階及び保険料率(案)でございますが、表の右側が現行の第4期の9段階の負担段階で、改正後は左側の11段階の負担段階となります。太枠で囲ってある部分が変更となる段階と保険料でございます。  それでは、まず、保険料の段階について説明をさせていただきます。  現行の第3段階を2つに細分化をいたします。新たな第3段階は、市町村民税世帯非課税者で公的年金等収入額と合計所得金額との合計額が120万円以下の者とし、市町村民税世帯非課税者で第1段階、第2段階、第3段階に該当しない者を新たに第4段階とします。これが第3段階の特例でございます。これによりまして、現行の第4段階から第6段階までが1段階ずつ繰り下がり、新たに第5段階から第7段階となります。  次に、現行の第7段階は新たに第8段階とし、その内容は、市町村民税本人課税者で合計所得金額が125万円以上190万円未満の者で、現行より所得基準額の上限が10万円下がります。  次に、現行の第8段階は新たに第9段階とし、その内容は、市町村民税本人課税者で合計所得金額が190万円以上400万円未満の者で、現行より所得基準額を細分化し、下限が10万円、上限が100万円下がることにより、現行の第7段階の190万円以上の者と現行の第8段階の400万円未満の者が該当するということです。  次に、さらに所得基準額の細分化により新たな第10段階を追加し、市町村民税本人課税者で合計所得金額が400万円以上700万円未満の者とし、現行の第8段階の400万円以上の者と現行の第9段階の700万円未満の者が該当するということです。  次に、新たな第11段階は、市町村民税本人課税者で合計所得金額が700万円以上の者とし、現行の第9段階の700万円以上の者が該当する。  次に、保険料率について変更部分を御説明いたします。  まず、第1段階及び第2段階の保険料率をそれぞれ0.5から0.45へ下げます。次に、新たな第3段階の保険料率は0.7とする。次に、新たな第11段階の保険料率は1.85とする。今回の提示案では、介護サービスの大幅な上昇による介護保険料の負担を所得に応じてよりきめ細かく対応し、現役並みの所得のある方には相応の負担をしていただき、低所得者層の保険料の軽減につなげるものでございます。  それでは、現時点で算定される保険料基準月額の予定額でございますが、4,689円であります。これに介護給付費準備基金取り崩し影響額がマイナスの143円、愛知県財政安定化基金取り崩しによる交付金影響額がマイナスの46円となり、差し引きいたしますと第5期介護保険料基準月額は4,500円で、現行より1,160円、率で33.9%の増を見込んでおります。  最後に、第5期介護保険事業計画で基準額が上昇する要因を補足で説明をさせていただきます。  まず第1点目として、碧南市の高齢化率の上昇に伴う認定者数の増加で、第3期末では1,756人であったものが、第4期末では2,066人、率で17.7%の増加となり、第5期では2,344人を見込み、率で13.5%の増加を見込んでおります。  2点目として、介護報酬の改定率プラス1.2%と地域区分プラスの3%によるものであります。  3点目として、第4期の策定では2億3,200万円程度あった準備基金取り崩し額が第5期の算定では8,100万円であり、保険料上昇抑制効果としては、第4期でマイナスの430円あったものが、第5期では143円にとどまることであります。  以上で説明といたします。なお、ただいま説明いたしました第5期介護保険事業計画に基づき、3月定例会に碧南市介護保険条例の一部改正を上程させていただきますので、よろしくお願いいたします。 268 ◆部会長(杉浦哲也) 説明が終わりました。  これより質疑に入ります。  質疑はございませんか。 269 ◆部会員(山口春美) 部会長。 270 ◆部会長(杉浦哲也) 山口部会員。 271 ◆部会員(山口春美) ほっとプランの策定委員会が1月27日に行われ、多分1週間前には資料配付がされたと思います。そこには、今、口頭で言われた4,500円の基準額も明記されており、少なくとも議会に対しては同じ資料を提供するということは絶対条件だというふうに思いますよ。隠ぺいするような体質なのかと、部長も、課長も、市長も。というふうに思われるので、傍聴も可能な委員会の中で出されている資料ぐらいは議会にきちっと明示するべきだというふうに指摘しておきます。猛反省を願いますが、いかがですか。弁解は要りません。どう。何で出さないの、そんなことぐらい。 272 ◆高齢介護課長(神谷直樹) 部会長、高齢介護課長。 273 ◆部会長(杉浦哲也) 高齢介護課長。 274 ◆高齢介護課長(神谷直樹) 第4期のときもそうだったからしたということではございませんけれども、策定委員会では条例に基づき諮問したものを議論していただいて、その結果として最終的な保険料を出させていただきました。それから、今回その保険料の部分の金額の資料がないということですけれども、一応3月の定例会のほうで、条例改正ということで説明をさせていただくということで、今回提示のほうはさせていただきませんでした。 275 ◆部会員(山口春美) 部会長。 276 ◆部会長(杉浦哲也) 山口部会員。 277 ◆部会員(山口春美) 審議会の中では、傍聴していても、高いとも引き下げろとも一言も言われないで、結局当局案がそのまま認められ、答申もそのまま準備されていたものがあっという間に市長のもとに、ぱっと来た市長に手渡された様子を見たので、やっぱりきちっと、議会は市民の皆さんに問われることもあるわけですから、審議会に出された意見は、その結果がどうであれ、資料としては明示すべきだというふうに思いますので、こういう体質は改めていただきたいと思います。  それで、具体的に聞きますが、まず、3ページのところの財政調整交付金率の各市の比較を教えてください。近隣各市。 278 ◆高齢介護課長(神谷直樹) 部会長、高齢介護課長。 279 ◆部会長(杉浦哲也) 高齢介護課長。 280 ◆高齢介護課長(神谷直樹) 申しわけありません。手元にございませんので、申しわけありませんでした。 281 ◆部会員(山口春美) 部会長。 282 ◆部会長(杉浦哲也) 山口部会員。 283 ◆部会員(山口春美) それじゃ、4,500円の基準額の各市の今のところの金額は把握してみえるということで審議会の中で言われたので、それも審議委員の皆さんは聞かれもしませんでした。改めて、きょう伺います。 284 ◆高齢介護課長(神谷直樹) 部会長、高齢介護課長。 285 ◆部会長(杉浦哲也) 高齢介護課長。 286 ◆高齢介護課長(神谷直樹) 西三9市の状況ということで示させていただきますけれども、各市が準備金の取り崩し額がまちまちでございますので、その前の額、算定上の金額で申します。岡崎市4,902円、刈谷市4,751円、豊田市4,381円、安城市4,457円、西尾市4,524円、知立市3,938円、高浜市5,454円、みよし市4,107円でございます。 287 ◆部会員(山口春美) 部会長。 288 ◆部会長(杉浦哲也) 山口部会員。 289 ◆部会員(山口春美) 取り崩した後のやつも教えてください。 290 ◆高齢介護課長(神谷直樹) 部会長、高齢介護課長。 291 ◆部会長(杉浦哲也) 高齢介護課長。 292 ◆高齢介護課長(神谷直樹) じゃ、同じ順で行きます。岡崎市4,300円、刈谷市4,500円、豊田市4,280円、安城市4,200円、西尾市4,300円、知立市3,700円、高浜市5,355円、みよし市3,680円でございます。 293 ◆部会員(山口春美) 部会長。 294 ◆部会長(杉浦哲也) 山口部会員。 295 ◆部会員(山口春美) 前回のときは、知立市に次いで下から2番目ということでしたよね。今回は、碧南市はぐっと上げて、知立市との間で800円誤差をつけたんですが、非常に私も、3,900円と私は試算していたんですが、大きく裏切られて4,500円って本当にひどいなというふうに思うんですが、さっきの財政調整交付金の違いもわからない。ほぼ全市が、この3.69なんでしょうか。これを5%にするだけで随分違うということで聞いているんですが、ほぼこの3.69ということですか。 296 ◆高齢介護課長(神谷直樹) 部会長、高齢介護課長。 297 ◆部会長(杉浦哲也) 高齢介護課長。 298 ◆高齢介護課長(神谷直樹) 近隣の市でいきますと、この数値の算定が高齢化率だとか所得ということですので、近隣はもっとうちよりも低いというふうに考えております。 299 ◆部会員(山口春美) 部会長。 300 ◆部会長(杉浦哲也) 山口部会員。
    301 ◆部会員(山口春美) それじゃ、現行の4ページのところで、第1段階から第11段階、この部分の0.05、第1段階、第2段階の比率を下げられたのは評価します。もっと本当は下げるべきだと思いますが。それから、上のほうのところも、私たちは津島のことなんかも言いながら指摘したので、この辺も若干の努力、もっともっと頑張る必要があるけど評価するものの、双方の、現行と改正後の所属人数、これはなければはじけないのでね、総額。さっき11億円と言われたけど、110億円でないか。 302 ◆高齢介護課長(神谷直樹) 部会長、高齢介護課長。 303 ◆部会長(杉浦哲也) 高齢介護課長。 304 ◆高齢介護課長(神谷直樹) そのとおりです。間違えました。 305 ◆部会員(山口春美) 部会長。 306 ◆部会長(杉浦哲也) 山口部会員。 307 ◆部会員(山口春美) 言ってください、各ランクごとね、所属人数。試算の数字でいいよ。試算数字を出してみえるでしょう。 308 ◆高齢介護課長(神谷直樹) 部会長、高齢介護課長。 309 ◆部会長(杉浦哲也) 高齢介護課長。 310 ◆高齢介護課長(神谷直樹) まず、第1段階です。これは、平成24年度から26年度で人数が変わりますので、24年で申します。若干変わりますので。24年です。 311 ◆部会員(山口春美) 部会長。 312 ◆部会長(杉浦哲也) 山口部会員。 313 ◆部会員(山口春美) 改正後ね。 314 ◆高齢介護課長(神谷直樹) 部会長、高齢介護課長。 315 ◆部会長(杉浦哲也) 高齢介護課長。 316 ◆高齢介護課長(神谷直樹) 改正後でございます。第1段階が91人、第2段階が1,317人、第3段階が660、第4段階が671、第5段階が2,903、第6段階が2,623、第7段階が2,497、第8段階が1,737、第9段階が1,668、第10段階が352、最後が、11段階が131でございます。 317 ◆部会員(山口春美) 部会長。 318 ◆部会長(杉浦哲也) 山口部会員。 319 ◆部会員(山口春美) 現行でいうとどうなんだろう。この右側の表でいうと。 320 ◆高齢介護課長(神谷直樹) 部会長、高齢介護課長。 321 ◆部会長(杉浦哲也) 高齢介護課長。 322 ◆高齢介護課長(神谷直樹) 現行で参ります。第1段階が88、第2段階が1,277、第3段階が1,290、第4段階が5,357、第5段階が2,420、第6段階が1,684、第7段階が1,617、第8段階が341、第9段階が326でございます。 323 ◆部会員(山口春美) 部会長。 324 ◆部会長(杉浦哲也) 山口部会員。 325 ◆部会員(山口春美) これも今の仕組みの中だと総額を割り返すもんだから、サービスをやればやるほど負担がふえるということで、国の制度改正をやっぱりやるべきだというふうに思います。それで、うちの減免制度、保険料の減免制度は新しい第3段階まで、120万円以下の人は申請に基づいて、資産だとか貯金の有無なんかもあるんですが、半額減免になりますよね。そんな一々申請してもらわなくても、ここはいきなり試算した、月に言うと2,025円の半額にするというふうに提案したいんですが。減免対象ですね、基本的には。金額だけで見ると。 326 ◆高齢介護課長(神谷直樹) 部会長、高齢介護課長。 327 ◆部会長(杉浦哲也) 高齢介護課長。 328 ◆高齢介護課長(神谷直樹) 所得120万円以下ということでは、3分の1の減免対象になります。 329 ◆部会員(山口春美) 部会長。 330 ◆部会長(杉浦哲也) 山口部会員。 331 ◆部会員(山口春美) 3分の2が自己負担。じゃ、そのように数字を変えるべきじゃん。それを愛知県内でも他市はやっている。刈谷も一番下のランクは0.1、その次が0.35と現行でなっているけど、刈谷も、この新しいものもその割合でやっているんじゃないの。 332 ◆高齢介護課長(神谷直樹) 部会長、高齢介護課長。 333 ◆部会長(杉浦哲也) 高齢介護課長。 334 ◆高齢介護課長(神谷直樹) 今言われたのは、刈谷の例は、西三9市の中でも特異、特異という言い方は失礼かもしれませんが。  ほかの市は、その第1、第2段階を0.5のままというところのほうが多いぐらいですので、碧南市は今回0.05%ですけれども下げるということでございますので、御理解のほうをよろしくお願いいたします。 335 ◆部会員(山口春美) 部会長。 336 ◆部会長(杉浦哲也) 山口部会員。 337 ◆部会員(山口春美) 第1段階の生保とそうでない人の人数割りというのは91と算定したけど、ほぼ生活保護だよね。この人たちは、だから、市が出すから本当を言ったら100%でもいいんだけど、市が出してくださるからね。ここで減らしても市の負担が減るだけだもんね。だもんだから、あと、2段階、第3段階のところは減免をされたものとして3分の1の軽減をさらに行っていく必要があるというふうに思います。大体4,500円に上げたことが許しがたいので、そういうふうにすべきと思う。また、政治がかわれば介護者の負担、待遇改善も完全になくしてしまったんですが、そういうのの積み上げだとか、今後修正されてくると思うので、そういった提案がされてきた場合、国なり、あるいは碧南市も独自の措置が、先ほどの刈谷市なんかは頑張ってみえるわけだから、何もよそを向いて決めておらんでも、自分たちの現況を見ながら考えていく必要があると思うんだけど、国の制度が変わった場合は、当然、また保険税そのものは見直すんだわね、途中であっても。 338 ◆高齢介護課長(神谷直樹) 部会長、高齢介護課長。 339 ◆部会長(杉浦哲也) 高齢介護課長。 340 ◆高齢介護課長(神谷直樹) 国のほうで制度が変われば、当然市のほうも見直しがあると思います。  それから、もう一点、確かに4,500円ということで今回上がっていますけれども、先ほど説明している中で、ただ単純に65歳以上の方の人数で割ると4,880円ほどになりますので、今回200円ほど下がっているのは、高所得者層にある程度御負担を願うということでやらせていただいておりますので、御理解のほうをよろしくお願いしたいと思います。 341 ◆部会員(山口春美) 部会長。 342 ◆部会長(杉浦哲也) 山口部会員。 343 ◆部会員(山口春美) 市長は、やるべきことは、自分が決めた減免制度が120万円以下であるわけだから、それを本当に漏れなくやっていただくためにも基準額で算定して引き下げると、これは幾らになりますかね、大体。これを3分の1に変えるとなると。この人たちの。この人たちの総額というのは、出していない。 344 ◆高齢介護課長(神谷直樹) 部会長、高齢介護課長。 345 ◆部会長(杉浦哲也) 高齢介護課長。 346 ◆高齢介護課長(神谷直樹) 済みません、手持ちに資料がございませんので、申しわけありません。 347 ◆部会員(山口春美) 部会長。 348 ◆部会長(杉浦哲也) 山口部会員。 349 ◆部会員(山口春美) ちゃっと、後ろの人、計算して。1、2、3段階を総額で、人数割りでやった場合に、3分の1に軽減して、市長がやるというふうにしたら、幾ら財源を一般会計から補てんすればやれるんですか。それはやれますよ、市長。 350 ◆市長(禰宜田政信) 部会長、市長。 351 ◆部会長(杉浦哲也) 市長。 352 ◆市長(禰宜田政信) 現在のところ、現状の減免制度で運営していきたいと考えております。 353 ◆部会員(山口春美) 部会長。 354 ◆部会長(杉浦哲也) 山口部会員。 355 ◆部会員(山口春美) 今回はそこの保険料に、私は4,500円はもっと下げる必要があると思うので、3月議会上程のときにはやっぱりその辺も考慮することと、それから、減免の制度の拡充というのは120万円どまりになっているけれども、これでいいのかということも含めて検討すること。今の現行の120万円以下であったら、漏れがないように。二十何人しかやっていないんだから、もともと。市長は考えるべきだ、幾ら財源があったらこの人たちを、3分の1の減免を全員がされたというふうに想定して減額ができるのかということを考えるべきだと思います。120万円以下というのは10万円以下ですよ。そんなもの、入院もできないし、そういう状況に置かれているんです。あなたは畳の下をはがせば出てくると言われたけど、そんなことはないんですよ、もう。長年こういう生活をやっているんだから。わずかな年金で、6万円から10万円の年金でやってみえる人というのがこの中ですから。そんな、とても自分で基金をため込むような余裕はないと思う。 356 ◆市長(禰宜田政信) 部会長、市長。 357 ◆部会長(杉浦哲也) 市長。 358 ◆市長(禰宜田政信) 今の件につきまして、今現状では資産だとか貯金だとかそういうことも含めまして、やっぱりこれは全体の負担の公平性という問題もございますので、そう一律にやることが公平とは思っておりませんので、現状で十分よろしいかというふうに考えております。 359 ◆部会員(山口春美) 部会長。 360 ◆部会長(杉浦哲也) 山口部会員。 361 ◆部会員(山口春美) こちらは、今回はサービス料のことはほとんど、サービスの中身については触れていないんですが、先ほど例に出した脳梗塞で入院された人は小林病院で、1割負担ですから4万4,400円ですよ、入院費、1ヵ月。上限なんですけど、それに加えておむつ代が3万円、食事が3万円、部屋代が3万円。部屋だってただのところへ行きたいんだけど、大部屋が先に詰まっているのでなかなか全くゼロのところには入れないということで、14万円は切りませんというふうに小林病院に言われました。今、その方は15万円年金をもらっていて、市営住宅に1万7,000円の家賃を払っているのでどうしようかという、これが現実ですよ。畳の裏をはがしたって貯金なんか出てこないし。そういう人たちも、お金的にも、4,500円そろばんをはじかれた人たちは本当に厳しいむちを打つんだなというふうに思いますので、さらに下げる努力をしていただくのと、特に低所得者の方々、先ほど言った減免対象になるような所得の方々については配慮をすること。  それから、小規模多機能施設、これがないのが碧南市で、何度も言っているんですが、この方ももし、おひとり暮らしなので、三度山住宅はバリアフリーで何とかやれるんですけど、小規模多機能があって24時間体制で訪問もする、入所もできる、一時入所もできるというふうにならないと、自立ができないんです。そういう状況なんだということを、今、要支援なんかになっちゃうと週に何回かしかデイへ行けないし、それからヘルパーさんも、要支援2で週2回かね、要支援1で週1回しか行けないもんだから、あとは全部自分でやるとなると、相当なフォローが必要なので、やっぱり小規模多機能というのは絶対必要。よそは25名定員でやっています。高浜も15人でやっています。だから、本当にやれなければ、期日を区切って、24年度中に手が挙がらなければ社協でやるんだというふうにやらないと、これはもう初めから規範の金額、必要な金額が崩れてくる話じゃないですか。それはもう本当に人ごとじゃなくて、目の前にいるこの人を救済するためにどうしたらいいのかと私はきゅうきゅうとしているので、やるべきだというふうに思いますけど、どうですか。 362 ◆高齢介護課長(神谷直樹) 部会長、高齢介護課長。 363 ◆部会長(杉浦哲也) 高齢介護課長。 364 ◆高齢介護課長(神谷直樹) 今言われました小規模多機能については、今回まとめさせていただきます第5期の事業計画の中でも、一応25年度に整備をするということで盛り込んでおりますので、新年度においては実現できるような形で所管としては努めてまいりたいと思っておりますので、よろしくお願いいたします。 365 ◆部会員(山口春美) 部会長。 366 ◆部会長(杉浦哲也) 山口部会員。 367 ◆部会員(山口春美) 時間に追われているということなので配慮しますけれども、また3月議会でしっかりやらせていただきます。それで、本当にここに、また増税だ、70歳から74歳の2割負担だって政府は言ってきているので、本当に生活できないですよ。だから、やっぱり市長が腹をくくって、少なくとも自分たちで決めた120万円の減免制度についてはきちっと適用させていくと、24人やそこらで終わらせない、利用のほうも10件やそこらで終わらせないという覚悟を必要だというふうに思います。いっぱい言いたいことはあるけれども、時間に配慮しますので、3月議会でがっつりやりましょう。よろしくお願いします。 368 ◆部会長(杉浦哲也) 要望ですね。  ほかにございませんか。      (「なし」という者あり) 369 ◆部会長(杉浦哲也) ほかに質疑もないようですから、これにて報告を終わります。  以上で、協議事項は終了いたしました。  これにて福祉文教部会を閉会いたします。                            (午後 零時 12分 閉会) ───────────────────○──────────────────── 以上は、碧南市議会協議会福祉文教部会の記録である。   平成24年2月1日                碧南市議会協議会福祉文教部会                  部会長  杉 浦 哲 也 Copyright © Hekinan City Assembly Minutes, All rights reserved. ↑ ページの先頭へ...